美味しいワタリガニの失敗しない選び方、安く買う方法をご紹介
ワタリガニ。茹でて食べるとカニの濃厚な味わいが堪能できる美味しい食材ですが、気になるのがお値段ですよね。決して安くないカニを購入するに当たって失敗しない選び方、安く買う方法をご紹介します。
この記事が誰かのお役に立てればと思います。
ワタリガニの基本情報
ワタリガニの基本情報
ワタリガニは、ガザミ科ガザミ属に分類されており、甲幅は約15cm、寿命は3年程度です。
北海道の南部から九州にかけて生息しており、水深5〜30mの海域を好みます。
日本以外にも韓国、中国の海域にも生息しています。
ワタリガニの甲羅の背面は黄色の褐色をしています。甲羅の縁や脚には青色の部分があり、白い水玉模様も確認できます。
ワタリガニの後脚は平たくなっていて、これがオールの役割を担っています。この後脚を使い、海の中を俊敏にに泳ぐことができます。
ワタリガニの生態
ワタリガニは夜行性のため、昼間は砂の中にもぐって身を隠し、夜になると、エサとなる魚などを食べるために泳ぎ回ります。
ワタリガニは夏の終わりから秋にかけて交尾をします。
交尾後メスは深場に移動し、冬眠します。
そして、暖かくなってくる春から夏の始めにかけて産卵を行います。
美味しいワタリガニの選び方
ここから先は、美味しいワタリガニの見分け方をご紹介します。
せっかく買うなら、美味しいワタリガニを買いたいですよね。今からご紹介していきます。
美味しいカニの選び方
口の周りが黒ずんでないカニを選ぶ。
口の周りが黒ずんでいるカニは死んでから時間が経っています。口が黒ずんでいないカニを選びましょう。
甲羅が硬いものを選ぶ。
甲羅が柔らかいカニは脱皮直後のカニです。脱皮直後はあまり身が詰まっていないため、甲羅が硬いカニを選びましょう。
時期によってオスを買うかメスを買うかを決めよう
夏はオスを選ぶ。
みなさん、夏は暑いですよね。それは陸上だけの話ではなく、海の中も海水温が高くなっています。
海水温が高いと、カニの動きも活発になり、エサをたくさん食べます。
エサをたくさん食べたオスのカニは、身体も大きく、身が詰まっていて、さらに、旨みと甘みが強くなります。
そのため、夏は、オスのワタリガニを選びましょう。
冬はメスを選ぶ。
海水温が低い時期の冬場(11~2月)は、ワタリガニのメスがお勧めです。
前述した通り、メスは夏の交尾に向けて冬に卵巣を発達させます。
この卵巣があるメスのカニは、何とも言えない濃厚な味わいで、絶品です。
そのため、冬は、メスのワタリガニを選びましょう。
ワタリガニのオスとメスの見分け方
夏はオス、冬はメスのワタリガニを選んだ方が良いことは分かったけど、見分け方が分からないというそこのあなた。
オスとメスの見分け方は非常に簡単です。
まずはカニを裏返してください。すると、お腹にふんどしがついているのを確認できると思います。
そのふんどしが小さければオス、大きければメスです。
この見分け方で、食べたいカニを選びましょう。
カニを安く買う方法
カニは高級品というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
実際、そのイメージは当たっていて、年末年始などのイベント時にはカニの価格は高騰します。
しかし、時期を見計らうと、安く買える時期もあります。
その時期とは、11月頃と、3月頃です。
安くカニを食べたいという方はこの時期が狙い目なので覚えておいてください。
まとめ
いかがでしたか。他にも、ワタリガニにはアスタキサンチンやタンパク質などが含まれているため、美味しく食べながら栄養を摂取することができます。濃厚なカニを食べて幸せな気持ちになりましょう。それでは。
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