トンビに食べ物を取られないように我々ができる対処法を解説します。

動物

トンビに食べ物を取られないように我々ができる対処法を解説します。

トンビ。

食べ歩きをしていたら、突然トンビが飛びかかって来て、食べている物を取られたという経験がある方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなトンビの被害を防ぐ方法をご紹介します。

トンビの生態

トンビの体長

体長:約60cm

トンビは体長約60cmの大きな鳥です。羽を広げるとその大きさは150cmにも達します。

鳴き声

トンビは、「ピーヒョロロロ」と鳴きます。

どこからともなく、「ピーヒョロロロ」という音がしたら、空を見上げてみましょう。トンビが飛んでいるはずです。

中々面白い鳴き声をしていますよね。

トンビの食性

トンビは、何でも食べる雑食で、カエルや魚などを捕獲して食べることが多いです。

生きている生き物以外にも、死んだ生き物も食べることができます。

トンビの天敵

トンビには、これといった天敵は存在しません。

生態系の上にいる存在ですね。かっこ良い。

トンビの繁殖

トンビは巣を作り、卵を育てることで次の世代へ命を繋いでいます。

トンビは、2月になると巣を作り始め、春に産卵を行います。

一度の産卵で3個程度の卵を産み、巣の中で育てます。

産み落とされた卵は、約一ヶ月で孵化、さらに約二ヶ月後に、自分の羽で空を飛ぶことができるようになります。

トンビが巣を作る場所

スズメの巣を見たことはあっても、トンビの巣を見たことがある方は少ないのではないでしょうか。

その理由は、トンビは基本的には臆病なため、人の目につく場所に巣を作ることがないためです。

そういった理由から、ビルが立ち並ぶ都会では、トンビはあまり見かけることがないです。

逆に人の目がつきづらい森などが多い場所ではトンビを見かけることが多いです。

トンビによる被害と、その対処法

トンビによる被害

トンビは基本的には臆病なため、人に攻撃をしてくることはありません。

ただ、人がトンビのエサとなるものを持って歩いていたりすると、エサを目がけて飛びかかってくることがあります。

こうして味をしめ、人に慣れたトンビが増え、現在では人を恐れないトンビが増えてきています。

さらに拍車をかけるように、一昔前に比べて、トンビのエサが減少してきているのも、人を襲うようになった原因の一つだと言われています。

また、繁殖期である春は、トンビがエサを多く必要とするため、人を狙う確率も上がります。

トンビは非常に目が良いため、高い空の上から、エサとなるものがないか狙いを定めています。

では、どうやってトンビの被害を防げば良いのでしょうか。その対処法をお伝えします。

トンビ被害の対処法

まず行ってほしい対処法としては、トンビにエサとなるものを見せないようにするということが挙げられます。

トンビは、人に危害を加えようとしている訳ではなく、あくまでエサを狙って飛びかかってきます。

そのため、トンビのエサとなるものを見せなければ、トンビの被害は限りなく減少します。

トンビがいるなと感じたら、エサとなるものは空から見えないようにしましょう。

具体的には軒下の下で食べる、日傘をさすなどが効果的です。

さらに、トンビは人の正面から飛びかかってくることはほぼありません。

ほとんどが人間の死角である後ろから飛びかかって来るため、背中を壁につけるなども効果的です。

トンビの羽はラッキーアイテム?

トンビの羽は幸運の前ぶれ

最後に豆知識。

トンビの羽を拾うと、幸運が訪れると言われており、特に白い羽の方がより幸運が訪れるとされています。

もちろん、これは自然かつ偶然に拾った場合なので、間違ってもトンビを捕まえようとしないでください。また、羽を触った後は丁寧に手を洗いましょう。

まとめ

いかがでしたか。トンビに飛びかかって来られると、驚きますよね。トンビもエサがほしくて飛びかかってきているだけで、決して人に危害を与えてやろうと思っている訳ではないことを理解し、なるべくトンビにエサとなるものを見せないようにして、被害を防ぎましょう。それでは。

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