メンダコって食べられるの?よくいるタコとの違いを解説します。

水生

メンダコって食べられるの?よく見かけるタコとの違いを解説します。

あなたはメンダコという生き物を知っていますか?小さな身体に、耳のようなヒレを動かして泳ぐ姿が可愛すぎて、深海のアイドルとも言われています。

今回はそんなメンダコ、食べることができるのか、よく見かけるタコとの違いを解説していきます。

メンダコの生態

メンダコは食べることができる

結論、メンダコは食べることができます。

ただ、食べることができるというだけで、美味しい訳ではありません。

食べた方の話によると、とてもしょっぱくて、自分から食べようとは思わない味。だそうです。

食べても毒はないので、人生の経験として一度は食べてみるのも良いかもしれませんね。私は食べませんが。

メンダコの基本スペック

メンダコは食べることができるけど、美味しくはないということが分かったあなた。もっともっとメンダコのことを知りたくなってきているはずです。

そんなあなたのために、メンダコの基本スペックをお伝えします。

メンダコの体長は20cmほどで、水深2001,000mの深海に生息しています。

普段は自分より小さな甲殻類を食べて生活しています。

あまり大きな獲物を食べていないため、後述しますが、口も吸盤もよく見かけるタコのように発達しておらず、身体に合った可愛いものとなっています。

吸盤を見るだけでオスメスの区別がつく

メンダコはよく見かけるタコと比べて吸盤の数が少ないです。

よく見かけるタコは、吸盤が2列に並んでいますが、メンダコは1列のみとなっています。

そしてその吸盤を見ると、オスメスの判別が簡単にできます。

その判別の方法は、吸盤の大きさが様々で、配列も不規則な個体がオス。吸盤の大きさがすべて同じで、配列もキレイにまっすぐ並んでいるのがメスです。

いつの日か、メンダコの吸盤を見る機会があれば、連れの友人や恋人や子供に自慢しましょう。あなたはメンダコ博士の称号を得られること間違いなしです。

タコなのにタコ墨を吐けない

メンダコは、墨袋を持っていないため、タコなのにタコ墨を吐けません。

できないことがあるって愛着が湧いて可愛いですよね。

メンダコに会いたいあなたへ。

メンダコはどこに行けば会える?

ここまで読んでくださった方は、すっかりメンダコの虜になっていることとお察しします。

すぐにでもメンダコが見てみたい!どこの水族館に行けば会えるのか!といった声が聞こえてきそうなのでお答えすると、一年中メンダコに会える水族館は存在しない。という答えになります。

ふざけるな!と思われたら方、落ち着いてください。その理由と会える可能性が高い時期と場所をお伝えします。

まず、メンダコが一年中水族館にいない理由は、メンダコが非常にデリケートな生き物であることが挙げられます。

メンダコの採集、運搬を丁寧に丁寧を重ねて行い、飼育する水槽の環境(水質、水温、光、音など)を普段生活している深海の環境にできるだけ、できるだけ近づけたとしても、数週間、場合によっては数日で死んでしまうことが多いです。

じゃあ、メンダコに会うには、深海に行くしかないのか!無理ゲーだ!というそこのあなた。

地上でも会えるチャンスはあります。そのチャンスとは、水族館で行われるイベント展示です!

例を挙げると、サンシャイン水族館で行われたイベントで、メンダコが展示されたことがあります。

そういった水族館が行うイベントにアンテナを張って、メンダコに会いましょう。

まとめ:メンダコを食べようと考えず、その可愛さに魅了されてみては

いかがでしたか。メンダコを知れば知るほどその可愛さに魅了されますよね。その可愛さゆえ、メンダコのぬいぐるみ、メンダコのスマホケースなど様々な商品が溢れているので、あなたお気に入りのメンダコを探してみるのも良いのではないでしょうか。それでは。

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