コウモリの駆除は自分でできる!その方法をご紹介

動物

コウモリの駆除は自分でできる!その方法をご紹介

夕方になると、どこからともなく現れるコウモリ。集団で飛んでいると少し不気味ですよね。

また、飛んでいるだけならまだしも、家に巣をつくられたりしたら最悪です。

今回は、コウモリに巣を作られた時の対処法をご紹介します。

コウモリの生態について

コウモリと言っても、その種類は様々です。

しかし、我々を困らせているコウモリは、ほぼほぼ「アブラコウモリ」というコウモリなので、アブラコウモリについて深掘りしていきます。

アブラコウモリ

体長:4〜6cm

手のひらに乗る可愛いサイズですね。

体重:6〜10g

思ったより軽いですね。

生息:どこにでも

田舎、都心部問わずどこにでもいます。

活動時期:4〜10月

主に4〜10月の夕方から夜中に活動をしています。

11月〜3月の間は冬眠しているため、見かけることがなくなります。

食べている物:昆虫、果物など

コウモリは、ハエなどの小さい昆虫を食べています。たまに、果物を食べることもあります。

赤ちゃんコウモリが産まれる時期:7月、8月

赤ちゃんコウモリが産まれる時期は7月~8月ですが、交尾自体は冬眠前の10月頃に行われます。

冬眠中、お腹の中に赤ちゃんコウモリがいて大丈夫?と思われた方、ご安心ください。

コウモリのメスは、交尾後、体内に入ってきた精子を受精しないように保存します。

こうすることで出産の時期をずらすことができます。

出産の時期をずらすことで、エサとなる昆虫が多くなる夏に、子育てをすることができ、子供にたくさんエサを食べさせてあげることもできます。一石三鳥ですね。

コウモリがもたらす災いと自分でできる対処法

コウモリがもたらす災い

家にコウモリが住み着くと、大きく分けて3つの災いが降りかかってきます。

①コウモリの糞尿によるくさい臭い、不衛生な環境、建物へのダメージ。

コウモリの身体にはダニやノミがたくさん。

③コウモリの羽の音や鳴き声がうるさい。

自分でできる対処法

上記のコウモリによる災い、できれば回避したいですよね。

そんなあなたに、自分でできる対処法を順を追ってご紹介します。

①コウモリが住み着いている場所の特定

まずはコウモリが家のどこにいるのか探しましょう。探すに当たってのキーワードは、隙間です。

換気口、通気口、屋根裏、窓。家のありとあらゆる隙間を探してみてください。

それでも見つからない時は、糞尿が落ちている場所を探すのもありですね。

②退避剤を使って、コウモリに出て行ってもらう

コウモリが住み着いている場所が分かれば、退避剤を使って、コウモリに出て行ってもらいましょう。

コウモリの退避剤には、大きく分けてスプレータイプと、ジェルタイプがあります。

使い勝手が良く、初めての方でも簡単に使用できるのはスプレータイプです。

ただし、スプレータイプはその効果が持続する時間が36時間程度と長続きしません。

そのため、もっと退避効果を継続させたいという方は、ジェルタイプがオススメです。

ジェルタイプであれば、その効果が1年程度続くため、長い間、コウモリを寄せ付けません。

ただし、スプレータイプと比べて匂いが強いので、ご近所の迷惑にならないよう注意してください。

③糞尿をアルコールで除菌

コウモリに出て行ってもらえたら、その隙に入り口を封鎖。とその前に、糞尿を掃除しておきましょう。

アルコールなどで丁寧に除菌し、菌を蔓延させないようにしましょう。

④コウモリが住み着いていた場所への入り口を封鎖

そして最後に、再びコウモリの巣窟とならないよう、入り口を封鎖しましょう。

鳥獣保護法

コウモリは鳥獣保護法という法律によって保護されている動物の一つです。

そのため、無許可でコウモリを捕まえる、傷つけるなどの行動をとると、懲役や罰金が科せられる可能性があります。

そのため、自分でコウモリを追い出す時には、法に触れないよう最新の注意を払ってください。

まとめ:コウモリを追い出して快適な生活を

いかがでしたか。自分の家がコウモリの巣窟になると様々な災いが降りかかってくることが分かってもらえたと思います。

自分で対処することができることもたくさんありますので、是非試してみて、コウモリを追い出しましょう。それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました