コバエはどこからやってくる?気付いたらいるコバエの駆除と発生対策

昆虫

コバエはどこからやってくる?気付いたらいるコバエの駆除と発生対策

さっきまでいなかったのに、いつの間にかあなたの身の回りにいるコバエ。いったいどこからやってきているのでしょうか。

今回はそんなコバエがどこからやってくるのか、コバエの駆除と発生対策について解説します。

そもそもコバエって何?代表的なコバエを紹介

一言にコバエと言っても、その種類は様々です。その中でもよく目にするコバエをいくつか紹介していきます。

チョウバエ

体長:35mm

体色は灰白で、大きな羽が特徴です。

羽だけでなく、体長もコバエの中では比較的大きめです。

全身が毛で覆われており、その毛がチョウチョに似ていることからチョウバエと呼ばれています。

池や沼などに多く生息しており、夜行性のため、日中はあまり動かず、じっとしていることが多いです。

湿った場所が大好きなため、家の中(特に浴室の排水溝)で発生することもあります。

ノミバエ

体長:2mm

家でよく見かけるのコバエはノミバエの可能性が高いです。

その姿がノミに似ているため。ノミバエと呼ばれています。

ノミバエは生ごみがある場所で多く発生します。そのため、台所、ごみ箱等はノミバエにとって楽園となっています。

また、動物の糞尿から発生することもあります。

ショウジョウバエ

体長:3mm

ショウジョウバエは丸みのある黄色がかった赤色の体と赤い目が特徴です。

ノミバエと同じく、生ごみがある場所で多く発生するため、台所やごみ箱はショウジョウバエの楽園になります。

生ごみ以外に、発酵食品に集まることも多いです。例を挙げるとアルコールや酢などです。

飲み終わったビールの缶を洗わずに置いておくと、コバエが集まってきます。そいつはショウジョウバエの可能性が高いです。

クロバネキノコバエ

体長:2mm

クロバネキノコバエの体色は黒色で、細長い姿をしています。

他のコバエと異なり、生ごみで発生することはほとんどなく、観葉植物の腐葉土が主な発生場所となっています。

観葉植物やキノコをエサとしているため、クロバネキノコバエと呼ばれています。

観葉植物周りにいるコバエは、クロバネキノコバエの可能性が高いです。

コバエはどこからやってくる?発生方法とその被害

いったいコバエはどこからやってくるのでしょうか。その発生方法と被害を解説します。

外から侵入してくる

前述したとおり、コバエには様々な種類がいますが、どのコバエも体がとても小さいです。

コバエはその小さい体を生かし、網戸や窓の隙間から続々と家の中に侵入してきます。

また、隙間を埋めていたとしても、玄関やベランダを出入りするタイミングで人間と一緒に家の中に侵入してきます。

なぜコバエが家の中にいる!と思ったあなたは、網戸や窓に隙間がないか、出入りする時間を最小限にするなど意識するだけで、コバエの遭遇確率を下げることができます。

生ごみや観葉植物の土から発生する

外からの侵入を防いでも、コバエは生ごみや観葉植物の土から発生してきます。

そのため、生ごみや空き缶をそのまま放置すること、掃除をしないことは、コバエに発生してくださいとお願いしているようなものなので、コバエと遭遇したくない方は、日頃から部屋を清潔に保つことをおすすめします。

コバエによる被害

発生してしまったコバエは様々な被害をもたらします。

例を挙げると、コバエが目の前や食べ物の周りを飛び回ることで、視覚的に嫌な気持ちになることが一つ。

さらに視覚的に嫌な気持ちになるだけでなく、コバエは生ごみなど、汚い場所にいるため、雑菌を媒介し、不衛生な環境をつくってしまうという害悪ぶりです。

考えただけでゾッとしますね。

コバエの発生対策

コバエの被害、できるなら避けたいですよね。そんなコバエにできるだけ遭わない方法をお伝えします。

隙間を塞いで侵入を防ぐ

まず第一に、外からの侵入を防ぎましょう。

家の網戸や窓に隙間はないか見て回り、もし隙間があれば、すぐに塞ぎましょう。

隙間テープという隙間を塞ぐ専用の商品もありますので、それを活用して、家の中に入らせないようにしましょう。

ちなみに、網戸に隙間がなくても網目自体が大きければその網目から侵入してきている場合もあります。

その場合は網目の小さい網戸に替えましょう。

生ごみを放置しない

コバエは生ごみがあると、どこからともなくやってきます。

生ごみが出た場合はすぐに袋に入れて密閉し、ニオイが漏れないようにしておきましょう。

できれば、ニオイが漏れない袋を使うことが一番ですが、なければ普通の袋に入れて密閉するだけでも効果はありますので、間違ってもそのまま放置することだけはやめましょう。

食べ物、飲み物も放置しない

生ごみだけでなく、食べ物、飲み物も食事が終わったら綺麗に片付けましょう。

ついつい、面倒くさがって後回しにしてしまいがちですが、そうしているとどこからともなくコバエがやってきます。

コバエに会いたくないという強い気持ちで、すぐに片付けましょう。

また、コバエはアルコールの匂いに寄ってくる種類もいます。

ビールの缶などは、水ですすぎ、アルコールの匂いを発しないようにしましょう。

こまめに掃除し、清潔な環境を保つ

ここまできたら、あとはこまめに掃除を行い、清潔な環境を保ちましょう。

特に、排水口は汚れが溜まりやすいため、コバエが発生しやすい場所になります。意識して掃除するようにしましょう。

まとめ:コバエと遭わない快適な生活を。

いかがでしたか。今話したことを実践するだけで、コバエに遭遇する確率がグッと下がることと思います。清潔な環境を保ち、コバエのいない快適な生活を送ってみてはどうですか。それでは。

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