カワセミを見たい方必見。出会える可能性の高い場所をご紹介します
カワセミ。
その鮮やかな体色から人気の高い鳥です。今回はそんなカワセミに出会える可能性の高い場所や生態について解説します。
カワセミの生態
カワセミの体長
体長:約15cm
羽を広げると、20〜25cmぐらいの大きさがあります。
他の動物と比較すると、スズメより少し大きいぐらいと思ってもらえると良いかなと思います。
カワセミの体色
カワセミはとても綺麗な体色をしていて、見ていてうっとりしますよね。
また、見る度に違う色をしているような感覚さえ覚えます。なぜそのように感じるのでしょうか。
それは、カワセミの羽毛が細かい構造でできていることで説明ができます。
カワセミの細かい構造でできた羽毛に光が当たると、光が反射して青色や緑色に見えるという訳です。
この現象は、あなたの身近な場所でも起きています。
例えば、CDの裏側がキラキラと光っている所を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
それと同じで、対象物自体に色がある訳ではありませんが、光が入ることで鮮やかな色が現れます。
カワセミを見た時は是非この点にも注目してみてください。
カワセミの鳴き声
カワセミは、「ピッピッ」「キー」のように、いかにも鳥という鳴き声をしています。
カワセミを探す時はこの鳴き声を頼りに探すのも良いですね。
カワセミの天敵
カワセミの天敵は空ではカラスなどの大きな鳥類、陸上ではヘビやイタチなどが挙げられます。
これは、カワセミに限った話ではありませんが、小さな鳥類は大抵、上記の動物が天敵です。
自然で生きていくのは大変ですね。
カワセミの寿命
カワセミの寿命は6、7年と言われています。
ただこれは、天敵などに襲われなかった場合の寿命で、実際は平均2年程度で命を落としていると言われています。
厳しい世界ですね。
カワセミのオスとメスの見分け方
カワセミのオスとメスの見分け方は、クチバシの色の違いです。
オスは黒っぽいクチバシをしているのに対して、メスのクチバシは、一部が赤くなっています。
体色や大きさはオスもメスもほぼ一緒なので、ぱっと見で見分けることは難しいです。
カワセミはどこにいる?
カワセミの生息地
カワセミを見たい方に朗報です。
なんと、カワセミは日本全国に生息しています。そのため、後述する条件さえ合えば、比較的会いやすい生き物になります。
ただし、北海道や本州の北部では冬になると見れなくなります。
カワセミはその美しさから「渓流の宝石」と呼ばれますが、渓流でなくても、川や池など、エサがある環境であれば生息していることが多いです。
そのため、都会の川などでも見ることが可能です。
カワセミの探し方
カワセミに会いたいあなた。闇雲に探す前にまずは川や池など水がある場所に目星をつけましょう。
カワセミは魚やエビ、水生昆虫などをエサとしているため、そのエサとなる生き物が生息している場所に多く生息しています。
場所に目星をつけたら、実際に現地に足を運び、少し散策してみましょう。
そして、木の枝などに鳥のフンが大量に落ちている場所があればそこで待ち伏せをしてみましょう。
カワセミは鳥の中でもナワバリ意識の高い鳥なので、何度も同じ場所にやってくる可能性が高いです。
歩き回るよりは、はるかに効率的にカワセミに会えること間違いなしです。
フンがある場所を探すコツとしては、カワセミはあまり高い場所にいないため、地上から高くても3、4mほどの木の枝を重点的に探しましょう。
まとめ
いかがでしたか。とても綺麗な体色をしているカワセミを是非生で見ていただきたいです。その鮮やかさはきっとあなたを感動させること間違いなしです。この週末はカワセミを探しに行ってみては。足元には十分注意してくださいね。それでは。
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