カナヘビに噛まれたけど、毒無いよね?と心配になっているあなたのためのお話
ヘビとトカゲを足して2で割ったような生き物カナヘビ。今回はそんなカナヘビに噛まれたり、触ったりしたけど、毒無いよね?と心配になっている方に向けてお話しします。
結論:カナヘビに毒はない。
結論からお話しすると、カナヘビに毒はありません。なので、思いっきり噛まれたり、ほっぺをすりすりしても大丈夫です。
そうと分かったら捕獲して飼育したくなってきますよね。その方法をお伝えします。
野生のカナヘビを捕獲し飼育してみたい
カナヘビとの遭遇率を上げるためには
まずは草むらに向かいましょう。これは、カナヘビが捕食対象としているバッタなどが生息している場所には、それを狙ったカナヘビがいる可能性が高いからです。
さらに、草むらに向かう時間は、晴れた日の午前中にしましょう。カナヘビは日光浴をする習性があるので、気持ち良くなっているところを、素手または虫取り網でゲットしちゃいましょう。注意点としては、尻尾を触らないようにすることです。カナヘビは尻尾を触られ危険を感じると、自切という、尻尾を切ってしまう行動を取ります。50日程度で再生しますが、身体の負担が大きいため、自切させないように配慮しましょう。
カナヘビの飼育方法
用意するものは、飼育容器、土や石、水皿、ライト関係、エサです。それぞれ解説していきます。
飼育容器
大きさに決まりはありませんが、大きければ大きいに越したことはありません。僕達人間も、大きい部屋に住みたいですよね。カナヘビも同じです。可能な限り、大きめの部屋を用意してあげましょう。爬虫類専用のケージであれば、カナヘビも興奮して踊り狂うこと間違いなしです。機能的には、通気性があるもの、フタがしっかり閉まるものが良きです。フタがしっかり閉まらないと、脱走します。寝ている間にカナヘビがあなたの顔の上に、、なんてことにもなりかねませんので、しっかり閉まるフタを選びましょう。
土、石
カナヘビを捕まえた場所の土や落ち葉を頂戴し、飼育ケースに入れてあげると良いですね。土の厚さは3cmぐらいがちょうど良いです。ちなみに、私有地の土や石は持ち帰らないようにしてください。当たり前ですが。
水皿
カナヘビは水が大好きです。水を飲んだり、水浴びをしたりと用途は様々ですので、毎日水皿の水を交換してあげましょう。
ライト関係
パネルヒーター
カナヘビの好む温度は、24〜27度です。そのため、飼育容器にパネルヒーターを設置し、暖かい場所をつくりましょう。
紫外線ライト
カナヘビは、紫外線がないと体内でカルシウムが吸収できず、「くる病」と呼ばれる病気になってしまいます。可愛いカナヘビちゃんが骨抜きにならないように、紫外線ライトを設置しましょう。
エサ
カナヘビは今話題のヴィーガン食、つまり昆虫を食べて生きています。、、、ヴィーガン食は野菜も食べるので少し違いますね。
コオロギを好んでよく食べるので、草むらでコオロギを捕まえて、カナヘビに与えてください。簡単にコオロギが手に入らないんだけれども。という都会っ子のあなたは、生き餌の専門ショップがあるので、そちらで購入することをおすすめします。
また、最近はサプリメントも充実しています。カルシウムやビタミンを含んだパウダー状のサプリメントをサラサラッとコオロギに振りかけましょう。異様な光景ですが、サプリメントまみれになった栄養満点のコオロギをカナヘビが食べてくれます。
カナヘビの冬眠
カナヘビは寒くなると、冬眠します。冬眠前、冬眠中に気をつけることをお話しします。
飼育容器は暖かい部屋には置かない
カナヘビは16℃以上になると、春が来たと感じ、冬眠から目覚めてしまいます。飼育容器を暖かい部屋には置かないようにしましょう。
布をかけて暗さを保つ
あなたが眠っている時に、突然電気をつけられたら、、びっくりして起きてしまいますよね。カナヘビも同じです。なるべく暗さを保つようにしましょう。ただし、カナヘビが石と石の間等に身を隠していて、光が遮断されていれば、必ずしも布をかける必要はありません。
乾燥させない
人のお肌と同じで、乾燥させないことも大切です。2週間に1回程度のペースで乾き具合を確認してください。乾いていれば、ケースの床に霧吹きを噴射して、潤わせてください。
カナヘビの目覚め
春になり、気温が16℃を下回らない日が続いたら目覚める可能性が高まります。自然に目覚めるのを待ちましょう。
まとめ
最初は毒があるかも?と思ってこのページにたどり着いたそこのあなた。今ではカナヘビが飼いたくて仕方がないことだと思います。カナヘビに癒される生活を送ってみてはどうですか?それでは。
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