ダンゴムシが大量発生する理由を解説します。

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ダンゴムシが大量発生する理由を解説します。

ダンゴムシ。庭やベランダに大量発生しているのを見かけて、嫌な気持ちになった方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなダンゴムシが大量発生する理由と、駆除の方法について解説します。

ダンゴムシが大量発生する理由

ダンゴムシが好きな場所

ダンゴムシが大量発生する理由をお話しする上で、まず話さないといけないのがダンゴムシの好きな場所です。

当然と言えば当然ですが、ダンゴムシが嫌う場所であればダンゴムシは大量発生しません。

ダンゴムシにとって居心地が良いから大量発生しているのです。

そのダンゴムシが好きな場所とは、常に湿気があり、ジメジメした太陽の光が直接が当たらない場所です。

例を挙げると、岩の下や木板の下などが挙げられます。

子供の頃、ギリギリ持ち上げられる岩を頑張ってひっくり返して、ダンゴムシを捕まえた経験がある方も多いのではないでしょうか。

なぜ岩や木板の下を好んでいるかというと、太陽の光を避けていること、天敵から身を守っていることが理由とされています。

ダンゴムシの食性

ダンゴムシは基本的に何でも食べる雑食です。

その中でもよく食べるのは、落ち葉植物の葉、茎、根っこ、花芽などを食べています。

ダンゴムシが大量発生している辺りを見渡すと、上記のダンゴムシの好物が落ちたり、生えてはいないでしょうか。それが大量発生している原因の一つかもしれません。

常に湿っている場所+食べるものがある場所と言えば?

以上のことから、常に湿っていてかつ、食べるものがある場所はダンゴムシにとって天国です。

そのダンゴムシの天国にぴったり当てはまる場所が存在します。

それは、庭やベランダの植木鉢です。

植木鉢にはもちろん植物が生えているので、食べ物に困ることはありません。

さらに、その植物に水やりをするため、人は水をかけます。

これで、常に湿っている場所も完成です

ダンゴムシにとっては、天国ですね。

ダンゴムシは益虫?害虫?

益虫であるといえる理由

ダンゴムシは落ち葉などの有機物を食べることで分解し、土に戻す役割を担っています。

こうすることで、土の質が上がり、植物がよく育ちます。

このことから、ダンゴムシは生態系の一部を支えており、益虫であると言われています。

害虫であるといえる理由

ダンゴムシは植物の葉や茎、根っこ、花芽を食べてしまうため、害虫であるとも言えます。

せっかく育てていた植物や花が虫食いになってしまったら、嫌ですよね。

家庭で植物を育てる場合は、ダンゴムシの被害を防ぎましょう。具体的な対策については、後述します。

ダンゴムシを駆除しよう

ダンゴムシの殺虫剤

定番ですが、殺虫剤を使って駆除することができます。

ダンゴムシ用の殺虫剤もありますので、ご検討ください。

ダンゴムシの駆除剤

駆除剤を使って駆除する方法もあります。

吸引タイプの駆除剤も販売されているので、殺虫剤と見比べて、あなたの環境に合った方を選んでみては。

ペットや小さい子供が誤って食べてしまわないよう厳重に注意しましょう。

木酢液

殺虫剤等を使うのに抵抗がある方や使えない方は、木酢液を使って駆除する方法もあります。

木酢液は、ダンゴムシが嫌う臭いを出してくれるので、ダンゴムシが寄ってこなくなります。

また、ダンゴムシ以外に、野良猫やカラスなどにも一定の効果がありますよ。

スペアミント

ダンゴムシは、スペアミントの匂いを嫌います。

スペアミントを栽培してみるのも対策の一つになります。

まとめ:ダンゴムシと共存しよう

いかがでしたか。ダンゴムシは有機物を分解し、土に戻してくれる益虫でありながら、植物や花を食べてしまう害虫でもあることが分かってもらえたと思います。ダンゴムシも生態系の一部を支える大事な存在なので上手く共存して環境を守っていきましょう。それでは。

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